未来会議

チェルノブイリの事故から28年

2014/04/17

20140417

 

 

チェルノブイリ博物館アンナさん、小児科医ザムラさん来日

 

 ウクライナから来日した国立チェルノブイリ博物館副館長のアンナ・コロレフスカさん、小児科医師のザムラ・ヴァレンティナさんとの懇話会。アンナさんは、「あなたたちの役に立ちたくて日本に来ました」と語りました。チェルノブイリ博物館は事故に関わった人々の運命を展示を通して伝える場所であり、子どもたちが自分たちで自分たちを救える力を身につけるための教育プログラムもあるそうです。ザムラさんからは「チェルノブイリでは年齢を問わず病気が増加している。要因は被ばくによる影響だけではないものの、そのひとつであることは否めない」とのお話もあり、とても考えさせられました。

 

 心に残ったのは、「必要なのは”完全な情報”」「起きてしまった事実は変えられない。しかしだからこそ、悲観しないことが大事」という言葉でした。未だ咀嚼しきれていませんが、これからの私たちの生き方のヒントを得られた会でした。 (菅波 香織)

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