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“復興”の陰で脅かされる 子ども達の安全

執筆者:鈴木 さおり

東日本大震災後「復興」という言葉をどれだけ耳にしてきたでしょう。本来ならとても輝かしい、希望に満ちた言葉。けれど、私には空虚な響きにしか聞こえません。

 

原発事故直後は、多くのお母さん達が子どもの安全を守ろうと一生懸命だったように思います。が、もうすぐ3年になろうとしている今「いわきはもう大丈夫。それより復興!」という動きが盛んになってきています。

 

本当にそれで良いのでしょうか。真の復興とは、どういう事なのでしょうか。

 

私は、次の世代を担う子ども達が心身共に健康に育ち、明るく豊かで安全な町を築く事だと考えています。その為には、今子ども達の健康をしっかり守るべきだと固く信じています。避けられる危険は全て避け、環境を整えるのは大人の責任。その上で初めて、子ども達はのびのびと生活できるのです。

 

「これくらいは大丈夫だろう」という姿勢は愛情不足を感じ、悲しくなります。 産業の復興も勿論大事ですが、それは子どもを守る事と同時にすべき事であって、決して安全をないがしろにしてもいいという事ではないと思います。今が大事なのです。あとからでは取り返しがつきません。

 

真の復興を願う一人の母親として、私は情報を正しく判断する力と、命を大切に想う愛情を、常に持ち続けていきたいと考えています。

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