未来会議

2013 vol.5 それぞれの未来を描く

201308_12013.8.24(土) ラトブ6F企画展示ホール 【参加者数】80名


【ワールドカフェ・ストリート】

 未来会議の立ち上げ以来、資金面のみならず大きな後押しを頂いた東日本大震災復興支援財団さまに直接の支援を頂く最終回でした。夏休み中の開催ということも考慮して「未来会議withキッズ」と銘打ち、これまで託児スペースを設けていたのを発展拡大し、「いわきアリオスあそび工房」さん「いわきフェニックス」さんとのコラボレーションにより子ども達の宿題を手伝うコーナーやあそびコーナーを設けました。このスペースのみの参加も可能で、普段から両団体のイベントに参加している子どもたちも集まりました。

 

 対話には約80名の方に参加頂きました。会場内は「ワールドカフェ」の設えですが、4つのブロックに区切られ、十文字に通路が設けられている「ワールドカフェ・ストリート」。壁にはこれまでのファシリテーショングラフィックも掲示。

 

 全体のテーマは「わたしにとっての、いわきの未来は?」さらに事務局メンバー4人がサブファシリテーターとなり、「アクションを生み出す」「子どもの話をしよう」「対話を対話しよう」「アーカイブと情報発信」というそれぞれのサブテーマ毎に4つのカフェが出来ました。参加者はカフェを自由に選択し、人数も程よく分かれてワールドカフェがスタート。今回もいわき周辺のみならず、地域外から参加の方も多くいらっしゃいました。4つのカフェ内で2度の席替えの後ホームテーブルへ。付箋にテーブルごとのキーワードを書いていただいてボード・模造紙へ貼り付けて共有。最後に全体でのワールドカフェをし、4つのカフェを超えた席替え。ホームテーブルへ戻ったのちに4つのカフェをひとつずつみんなで訪れ、サブファシリテーター4人がそれぞれの対話の内容を報告しました。

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【子どもが描く未来のまち】

最後は会場の外で『いわきの未来、描いてみよう!お絵描きワークショップ☆』で子ども達が描いた未来のいわきの切り絵を鑑賞。「海のいえ」「じしんのないまち」などの文字も。大人には思いつかないような未来も描かれていて、とても感慨深い絵でした。

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★ファシリ・アイ★

 まずは最初に5回のシリーズを、と計画していたその第5回、最終回。第1回から8ヶ月。出会いから1年2ヶ月。事務局メンバー4名にファシリテーターとして壇上に立ってもらうことにしました。約80名の会場全体を、4つのエリアに区切って、約20名ずつのワールドカフェを同時に開催する「ワールドカフェ・ストリート」。自発性を喚起するのはいつも自発性。自らのテーマを持つ市民ファシリテーターの誕生。すばらしいファシリテーターがいわきに4人、誕生した瞬間でした。 わからないから対話する。うまく行くかどうかわからないから対話する。何から手をつけていいかわからないから対話する。市民はとりあえず対話する。結論を急がず、教えてもらおうとせず、効率を重視せず、対話する。そんな市民が開く市民の対話の場がいわきからはじまったことを誇りに思います。


 

VOICE / 参加者の声


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